幸せ窓
すると 杏奈の口の端が上に上がった。
「ふふふふ...」
うわ。嫌な予感。
「任せて!!奈子が寂しくないよぅに私の彼氏の友達も来ますから☆イェイ!!」
ほらきたー。絶対こう来るべー。
私はもちろん即答で
『やだ。』
「....」
『....』
「はぁー。わかったわよー。
初デートのことは諦めるから、服ぐらい一緒に選びに行ってよねー」
おっ♪わかってくれたか!!
よかったよかった(^-^)/
知らない男の人といるんだったら1人でいた方がマシだしね。
『もちろん!!買い物だったら行くよ☆』
そういうと 杏奈は満面の笑みを私に向けたのだ...