ものの図鑑

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リップクリーム

名誉な第１回目の「もの」はリップクリーム。
そ、そんなんでいいのか…という気もするのだが、そのほうが可愛いよ、という言葉を期待してリップクリームということで、決定された。
リップクリームは、わたしのジャージのポッケに常に常備されているもの第２位だ。ちなみに１位はくし。まあいわゆる女子の必需品だ。
なぜかリップクリームはたまにポッケから消えていることがある。くしは滅多に消えないのに。そんなに外にでたいんかーってくらい消える率が高いし、その割りにすぐ見つかる。大体が洗面所で、次に多いのがテーブルの上。それってわたしの管理がなってないからなのだろうか。リップクリームが自ら外に出ているとしか思えないのに。
そしてリップクリームは人とかぶる。絶対、かぶる。そんなのわたしがメジャーなヤツを選ぶからなのだが、かぶる。
で、大体わたしは、無香料の安いヤツを使っているのだが、たまーに外見も可愛いいちごの香りつきのヤツを買うことがある。が、最後まで使わないのが決まり。だってもったいないから。それに、香りはだいすきなのだが、わたしの唇には合わないのだ。あの安いヤツのほうが長時間保てるが、可愛いヤツだと、１時間足らずで塗りなおすハメになる。
そういえば、わたしの友達で、リップクリームマニアみたいな子がいて、ちょっとでかめのポーチ１つにリップクリームがきゅうくつそうに入っていて、あ、すごい。という感じで、ちょっとその子を尊敬してしまった。
「毎日違うヤツを塗ってんのかなあ」「わざわざ全部持ち運ぶ必要はあるのかな」「よくお小遣いピンチにならないね」とか色んなことを考えていたのだが、リップクリームは、小さい割りに、高い。唇に優しくても、お財布には厳しい。わたしが使っているやすいヤツは、￥９８くらいだが、可愛い感じのヤツは￥４００くらいするのもあるし、やっぱり自らのお小遣い（貰ってないけど）では買えない。
…というわけで、ちょっとリップクリームは消費者（特にわたし）に対して小さいくせに生意気なので、メダルは、銀メダル。つぎから、この結果を考えて、もっと上を目指してほしいと思う。