ただ…逢いたくて
なんとなく二日目にして、クラスになれてきた。よかった♪

女友達も男友達もできて順調順調♪


『紗季!どこ行く?』

放課後になり昨日の夜遊ぶ約束をした美穂が寄ってきた。


「とりあえずお腹すいた〜」

『んじゃ!マック行きますか』

「お〜っ♪」


美穂とマックで3時間ぐらい語りつくし、そろそろ帰ろうと思ってたころ…。


カランカラン♪
『いらっしゃいませー』


マックに入ってきたのは5〜6人の制服ばらばらの男子高生。


『あ、紗季』

「順也くん!!」

順也くんだった。周りにいるのは多分同じ中学の同級生だろう。

『あれ?同じクラスの…』

美穂が指差す。

『うん。順也です♪』


『紗季、順也って人と知り合いだったの?』

コソコソで話してくる美穂。

「今日掃除一緒だった」


『紗季〜!ちょいきて♪』

少し遠くに座る順也くんに呼ばれた。

「ごめん、美穂ちょっと行くね」

『いーよん♪ポテト食べてるから』


美穂のもとを離れ、順也くんと何人かの友達の所に行った。




この時…貴方に出会っていたんだね…。

全然この時は気付かなくて。

今考えると懐かしいよ…。
もう一度逢いたいな…。
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