看護学校へ行こう
追試は毎日行われるし、実習もあるから長々勉強している暇は無い。先輩のテストの過去問だけ、丸暗記した。それで14個すべてのテストに、なんとかぎりぎりセーフで合格した。またしても危ない橋を渡ってしまった。
それにしても、私は遊びすぎた。実家が厳しくて、門限が5時だったこともあり、私は中学、高校と友達とあまり遊んだことがない。それが看護学校の寮に入り、急に自由になったもんで、有頂天になっていた。毎日楽しくて仕方がなかった。ところがみんなは節度を守って、やるときはやっていたのだ。ふらふらしていたのは私一人だった。このままじゃ、立派なナースになれない。それに無理して進学させてくれた両親に申し訳ない。落第などしたら、それだけ両親の負担にもなる。
「今度からちゃんと勉強しよう。」
遅まきながら決心した。
それにしても、私は遊びすぎた。実家が厳しくて、門限が5時だったこともあり、私は中学、高校と友達とあまり遊んだことがない。それが看護学校の寮に入り、急に自由になったもんで、有頂天になっていた。毎日楽しくて仕方がなかった。ところがみんなは節度を守って、やるときはやっていたのだ。ふらふらしていたのは私一人だった。このままじゃ、立派なナースになれない。それに無理して進学させてくれた両親に申し訳ない。落第などしたら、それだけ両親の負担にもなる。
「今度からちゃんと勉強しよう。」
遅まきながら決心した。