看護学校へ行こう
茶道室は、普段空き部屋なので、グループで課題レポートなどが出されたとき、よく使った。ところで茶道室は和室だから、押し入れがある。いったい何が入っているのか。ある日私たちは覗いてみた。中にはつぼ、花瓶などが入っていたが、何故かポンジャンが入っていた。私たちはこのポンジャンに目をつけた。ポンジャンと言えば、麻雀をもろ簡単にした、お子様向けゲームである。車や飛行機などの絵が色違いで描いてあって、要は麻雀のように揃えればいいのである。私はルールを知らなかったが、教えてもらうと、すぐにはまった。慣れてくるとなかなか面白い。今度はポンジャンブームがおこる。ただしバレーボールにしろ、卓球にしろ、ポンジャンにしろ、常に一年生全員がはまっていたわけではない。皆それぞれ別々にはまったり、まったく参加しない子もいた。全部に首をつっこんだのは、私くらいなものだった。
ある土曜日、私は実家に外泊しなかった。寮にはすっぽん、いもたにさん、小崎も残っていた。夜になって、
「ポンジャンでもやるか!」
ということになり、茶道室で夜8時くらいからやりはじめた。別にお金を賭けてるわけでもないのに、やたら熱くなってくる。結局朝の4時まで徹マンならぬ徹ポンをしてしまった。後から考えると、良く飽きずにやったもんだ。
この後から私たちは急に勉強が忙しくなる。毎日遊んでいられたのもこの時期くらいまでであった。
ある土曜日、私は実家に外泊しなかった。寮にはすっぽん、いもたにさん、小崎も残っていた。夜になって、
「ポンジャンでもやるか!」
ということになり、茶道室で夜8時くらいからやりはじめた。別にお金を賭けてるわけでもないのに、やたら熱くなってくる。結局朝の4時まで徹マンならぬ徹ポンをしてしまった。後から考えると、良く飽きずにやったもんだ。
この後から私たちは急に勉強が忙しくなる。毎日遊んでいられたのもこの時期くらいまでであった。