【短】間違い電話からはじまる恋


今日は、一日寝ているつもりだった。

部屋の窓から差し込む春の日差しが、私の眠りを誘うからだ。


あたたかい布団の中で、ぐっすりと眠る。

これ以上の幸せはない。


すると、ベッドの上にほったらかしにされていた携帯が鳴った。


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