年下くんにまぢ惚れ☆〜2nd
「そういえばさ、南美は里菜先輩から聞いた?」
「ん?何を?」
なんか話してたっけ・・・・?
「花見!!!」
あぁ、そういえば言ってたな。
「うん。ちょっとなら聞いたよ!!」
「どうする?行く?」
「うちは別にいいんだけど。裕樹は?」
「俺は人混み嫌いだけど・・・南美がいるならいいかなぁ〜・・・みたいな?」
「えっ・・・・・。」
今裕樹、何気にかっこいいこと言いましたよね?
「ってか、俺も行かないと、南美は迷子になっちゃうもんね?笑」
やっぱ今のかっこいいは取り消し!!!
「迷子になんかならないもん!!!」
「はいはい。」
流されたし・・・・。
「ぢゃぁ〜南美は迷子にならないように、ちゃんと俺と手を繋いでること!!!それをしないんなら行かない!!」
こいつ卑怯だな・・・・。
でも・・・・手繋ぎたいかも。
「わかった!!いいよ!!」
「よっしゃ!!!あとついでに夜になったら俺とキスね?」
そう言い残して、裕樹はあたしの部屋から出ていった。