年下くんにまぢ惚れ☆〜2nd

裕樹の手のうえにあったのは、ピンクと薄い紫と白の3色で作られた、ミサンガだった。





「本当は赤で作りたかったんだけど・・・品ギレだった。」




「もしかして・・・・ずっとこれ作ってくれてたの?」





「うん!!でもバレたら楽しみなくなるから、こそこそしてやってたんだ。今日、瑞希に言ったら、心配してたって言ってて・・・・ごめんな?」





「ううん・・・・・ありがとう!」




「あれ?他に言うことは?」




「裕樹・・・大好き!!」





「ハハハ。よく言えました!!つけてやるよ!!」





裕樹がつけてくれたところは、手首ぢゃなくて、足首だった。





「手首だと、試合中邪魔だろ?」



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