ラブリーズ




〜一年前〜



「なぁなぁっ!」



誰かがいきなり私にしゃべりかけてきた。


声からして男の子だって分かった。



振り向いて私は一瞬びっくりした。


『なっ……!!!』



多分すごい変な顔してただろうなって思う。



なんでびっくりしたかっていうと…


振り向いたさきにいたのは、私の好きな人…高島ナツトだったから。


内心ドキドキしながらさっきびっくりしたのがなかったかのように私はこう言った。


『なんですか…?』



そしたら、ナツトくんはこう言ったんだ。


「お前って亜紗優ってんだよな?変わった名前だけど可愛い名前だな。」


言った後、爽やかスマイルまでくれた。



私は倒れそうになった。だってナツト君があまりにも格好良すぎたから…


その後私は『何か、ありがとう!』って言ってスマイルをかえしておいた。


それから成り行きでメールアドレスを交換しておいた。



今はメル友みたいなかんじだ。




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