ラブリーズ
すると有花はいきなりこう言った。
「色々気になったりはするかもだけど、ずっと憧れてた恋なんでしょ?恋することに憧れてたんでしょ?」
有花にそう言われて気づいた…
そうだった…
これが私のずっと憧れていた、ずっとしたかった恋なんだってことに。
そう思うと自分って幸せな奴んだなって思った。
と同時に何だか嬉しくなってきて、顔がニヤけてきているのが自分でもわかった。
私って馬鹿な奴だなっても思った。
すると有花がこう言った。
「まぁ、頑張んなさいよっ!!!」
私はすぐこう言った。
『ありがとうっ』
「じゃあっ今日のところはこれでかいさんっ!」
『はーいっ』
それから私と有花は家に帰ったのだった。