絶対的服従2


「ごっごめんなさい……。って!どうしたんですかそれ!」




積み上げている須崎さんの腕をガシッと掴む。




その振動でまた雪崩のようにファイルが崩れる。





「お前なぁ……」


「今はそれどころじゃないですよ!どうしたんですか?その手!?」





須崎さんの手の甲には、いくつかのミミズ腫れの跡と擦り傷。



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