HAPPY BIRTHDAY...
あ。ちなみに美嘉と俺は、
1年生の時に勇稀と仲がいい
俺に美嘉が相談してきてから
仲が良くなった。まあ友達だ。

椅子に腰を降ろした美嘉を
嫌そうに見て
「お前に関係ねーし」と
勇稀が言った。

「は?うっさいし!」

「あ?お前がうっさい!!」

言い合いになる二人に俺は
「まあまあ。」と声をかけた。

そして二人は、睨みあう。
そして「…チャラいのやめなよ。」
と美嘉が呟いた。

「ふっ。お前に関係ねーし。」
勇稀は、呟いた。

美嘉は、一瞬悲しい顔をしたと
思ったらすぐに笑顔になり
「勇稀のばーか!」と言い友達の
所に戻って行った。


そして勇稀は、
「はあぁ…疲れるわ。あいつ」
と呟いた。

多分。てか絶対に勇稀は、
美嘉が勇稀をまだ好きだと
気付いているんだろう。
と俺は、思った。

「お前気付いてたんか?」

「…何が?」

「美嘉の事やん。」

「…知らねぇしー。」
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