明日死ぬ
空きっ腹を抱えて暗くなった繁華街を何を食おうか悩みながらさまよった挙げ句、結局オレの最後の晩餐は大手チェーンの牛丼に決定した。

だってしょーがねーじゃん。夜に一人で飲食店に入った事なんてねーし、ましてやコジャレた店に飛び込みで入るなんてオレには不可能だ。

そんな芸当どんだけ経験値を貯めてレベルアップしたら出来るようになるのか想像もできんぜ。

そんな感じに自分へ言い訳をしながら、カウンター席で猫背でもそもそと牛丼をかき込みながらレイプの犯行計画をぼんやり考えてみた。
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