明日死ぬ
「何の話だよ。つーかてめー言葉使いに気を付けやがれ。何様だっつーの」

「何の話じゃねーってこの放火魔野郎!今リアル逃亡中なんだろ?今の気分はどうよ?」

な、な、な、なぜもう知っているんだ?

「おい無視すんなよ放火魔野郎。あぁ驚いて声も出ねーか?」

「ほ、放火魔ってナンの事だよ。変な言いがかりすんなよ」

「バーカ、言いがかりじゃねーよ。写メ付きメールがみんなのトコ回ってて、その写メ見りゃバッチリお前だってわかるぜ。

もう今頃は大抵のヤツに回ってみんな知った頃だぞ。それに悪のりした誰かがネットにアップしたらしいから誤魔化しようもねぇしな。

お前終わったよ」

せせら笑うソイツの声を聞きながら俺は絶句して言葉が出なかった。
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