明日死ぬ
ベンチから見上げた空はいい天気で、その蒼さは二日酔いでショボつく目にしみた。
しばらくボンヤリしていたら遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきた。
途端に体が強ばる。
近づいてきてる?
イヤ、今まで寝てられたんだから俺とは関係ないハズだ。
息を詰め気配を殺してジッとしているとパトカーは停まる事なく通り過ぎて行った。
ハアァ……ビビったぜ。
息を吐きつつ何となく見回せば、橋の上に女子大生っぽい二人組が自転車を停めていた。
他にもちらほら人がいるがおおむね世界は平和だった。
それが俺をイラだたせる。
しばらくボンヤリしていたら遠くからパトカーのサイレンが聞こえてきた。
途端に体が強ばる。
近づいてきてる?
イヤ、今まで寝てられたんだから俺とは関係ないハズだ。
息を詰め気配を殺してジッとしているとパトカーは停まる事なく通り過ぎて行った。
ハアァ……ビビったぜ。
息を吐きつつ何となく見回せば、橋の上に女子大生っぽい二人組が自転車を停めていた。
他にもちらほら人がいるがおおむね世界は平和だった。
それが俺をイラだたせる。