明日死ぬ
世界を呪いやりたい事がないのを嘆きながらも、やらなくてはいけない事はあるのを思い出した。

時間までに指定された場所まで行かなくては。

ここからなら自転車さえあればすぐの距離だが徒歩ではどれほど掛かるかわからない。

うつむきみじめさから目を逸らしながら歩き出す。

こんな想いをするぐらいならこんな事に気が付きたくなかったぜ。

目覚めたら時間ギリギリだったらどうなってたかなと思うと少し気が紛れた。

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