明日死ぬ

みんな死ねばいい

指定された体育館までここからは2、3キロぐらいだろうか。

ちょうどいい路線バスも通ってないし、都合よく空車のタクシーが通りかかるような場所でもない。

俺にはもう自転車をパクる覇気すらなく、顔を見られないようにうつむいてただ歩いて行く。

ダルい。

そう言えばさっきコンビニに入った時、時間に驚いたあまり何も買わずに出てしまったせいで腹が減っている。

また戻るのもカッタルイから先にある店までガマンだ。

そう思うとますます空腹を意識してしまってイラついた。

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