明日死ぬ
朝の時のようにまた唐突に声をかけてくるんじゃないかと思って緊張しながら自転車をこぐ。
今くるかもうくるかと信号待ちのたびにキョロキョロしていたら、予想に反して彼は歩道に立って待っていた。
そこは私が通学にいつも通る道で、道の両側が田んぼや畑ばっかりなんで信号が少くてスイスイ走れる上に歩道が広いイイ道だ。
初めて会った時に予想した通りにもう顔は忘れてしまったけど多分彼だ。
スーツは見た気がするし私に向かって手を振ってるから間違いないと思う。
自転車を彼の手前で止めたら笑顔で寄って来る。
自信なかったけどビンゴらしい。
「や~どうもサナエさん、お待ちしてました。
イベントはもうすぐですよ」
今くるかもうくるかと信号待ちのたびにキョロキョロしていたら、予想に反して彼は歩道に立って待っていた。
そこは私が通学にいつも通る道で、道の両側が田んぼや畑ばっかりなんで信号が少くてスイスイ走れる上に歩道が広いイイ道だ。
初めて会った時に予想した通りにもう顔は忘れてしまったけど多分彼だ。
スーツは見た気がするし私に向かって手を振ってるから間違いないと思う。
自転車を彼の手前で止めたら笑顔で寄って来る。
自信なかったけどビンゴらしい。
「や~どうもサナエさん、お待ちしてました。
イベントはもうすぐですよ」