ずっと一緒
私は、前橋ゆうき。
この春、やっとの思いで念願の三ッ葉高校に入学した、高校1年生。
朝っぱらから心配性な母に、遅刻するだの何だの急かされ、憂鬱さが残る中、
ただいま、クラス表を見ている最中。
言っとくけど、私は生まれてこの方、遅刻なんかしたことないからね!!
「ゆーきってば!聞いてんの?」
この子は遠藤沙耶花。
とっても可愛いらしく、‘沙耶花’って名前がすごくピッタリな子で、中学からの私の友達。
自分では親友並に大事だけど、正直、そうなのかは断言できない…。
「もーいいや…。えっと…さやは……」
例え親友と呼べなくても、私の大事な大事な友達。
「あ!」
「どーしたの?」
「さや2組だった…」
「…うん……」
なんか嫌な予感……
この春、やっとの思いで念願の三ッ葉高校に入学した、高校1年生。
朝っぱらから心配性な母に、遅刻するだの何だの急かされ、憂鬱さが残る中、
ただいま、クラス表を見ている最中。
言っとくけど、私は生まれてこの方、遅刻なんかしたことないからね!!
「ゆーきってば!聞いてんの?」
この子は遠藤沙耶花。
とっても可愛いらしく、‘沙耶花’って名前がすごくピッタリな子で、中学からの私の友達。
自分では親友並に大事だけど、正直、そうなのかは断言できない…。
「もーいいや…。えっと…さやは……」
例え親友と呼べなくても、私の大事な大事な友達。
「あ!」
「どーしたの?」
「さや2組だった…」
「…うん……」
なんか嫌な予感……