嘘で固められた愛
コンビニに入ると綾子に愚痴をこぼした。

「あの二人年上?てか1人馴れ馴れしくてうざいんやけど…キモイ」
「喋った方がタメ、喋ってない子が1個上」
「ふ~ん、でも何であたしに紹介したの?」
綾子はちょっと黙ってしまった。
「えっ何?」
「ううん、…加奈しかいないかなって思ってさ☆☆」
暗い表情から急に笑顔になった。

変なの~。
まぁいっか。
あたしは愚痴りながらコンビニを出た。

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