嘘で固められた愛
「18やけど何や」
年上の男が言った。年上でも16歳で嘘なんだけど。

「ほぉ~えらい若く見えるなぁ。にしても君らの親は心配せ~へんの?」

「心配なんてせんね。俺しっかりしてるんでねぇ。」

「えらい自信あるやん。何か身分証明するもんないんかぁ~」

「しつこいんちゃう?そんなんコンビニ来ただけやから財布しか無いんやけど?なぁ」


「うん」

あたしは堂々と話す年上の男を見てお巡りに異常に反抗する風景を見て変な気持ちになった。

< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

世界1幸福なフタリ
yuka.M/著

総文字数/831

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る
遠い記憶の笑顔
yuka.M/著

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop