H A N A B I

恋は儚くて、散りやすいもの。

まるで花火のようで。

手を伸ばしても届かない。

あの人の笑った顔も

怒った顔も

泣いた顔も

あの人の優しさも

ずっとずっと好きだった。

ずっと恋をしていた。

例え、手が届かなくても

私はあなたを見ているだけで

それだけで

すごく幸せだった。

今はまだ涙を流すことしかできないけれど

きっと

きっと、いつか

笑える時が来る。

だからその時まで

ばいばい。

私の

最初で最後の恋。



< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

猫に恋する、わたし

総文字数/51,225

恋愛(学園)104ページ

表紙を見る
やっぱり、あなたが好き

総文字数/1,057

恋愛(純愛)4ページ

表紙を見る
B L A S T

総文字数/227,724

青春・友情398ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop