いつまでも【短編】(修正版)
引越してから1週間ほどたった日の昼頃。
夫の直人は仕事で不在。
私は遊びに来ている妹と一緒にテレビを見ていた。
すると聞き覚えのある着信の音が部屋に鳴り響いた。
…リュウからのメールだ。
慌てて携帯をとりメールを確認しようとする
「お姉ちゃん?
そんな慌てて、どうしたの?」
「う、うん。なんでもないよ。
直人からの連絡嬉しくって飛び付いちゃた。テへッ。」
「ふ~ん。お姉ちゃんたちラブラブなんだねぇ~。
てかテへッって可愛くないからやめなよ。」
そう言って妹の梨理は、またテレビの方に視線を戻した。
それを確認した私はさっき開いたメールを確認した。
From:北川竜一
sub:リュウです。
――――――――――――――
お久しぶりです。
ずっと返事しなくてゴメンなさい。
今日は伝えたいコトがあってメールしました。
さようなら、美緒サン。
――――――――――――――