愛に溺れろ。
「な…っ!せんんっ…!?」
お前は、俺のものだ。
俺以外を……
愛すことは許さない。
「……ふんっ…んん…!?」
深く甘いキスを落とし、里香が口を開けた一瞬に、舌を侵入させる。
自分の方へと引っ込める里香の舌を、無理矢理絡め、里香を快楽へと落としてく…-
「…んはっ…ハァ……ハァ」
「今日は……このくらいにしといてやる」
里香の口から零れ落ちる、どちらとも言えない唾液を指で掬い、口へ含んだ。
それを見た里香はカァァ…-!っと一瞬で顔が真っ赤になり、そのままバンッと車を降り家へ入った。
その姿を見届けた俺は、
不敵に微笑むと、車を出した。
里香。
俺の全ては、お前の物だ。
そして…-
お前の全ては……俺の物だ。
明日から休日で
お互い会うことはない。
何て安心するなよ?
休日なんて、俺にとっては逆に格好の餌食だ。
そっと……唇に指を当てる。
なぁ、里香。
お前は今……
どのくらいまで落ちている?