愛に溺れろ。
「そう言えばお前さ、下着、どうすんの?」
「へ?」
「下着。どうすんだよ?」
お皿を洗い終わった敦志が、次はあたしの拭いたお皿を片付けながら聞いてきた。
そう言えば……どうしよう。
同じのってわけにはいかないし…
「近くで買って来るよ」
そう言ってニコッと笑うと、一瞬動きが止まった敦志が後ろからぎゅっと抱きしめて来た。
「えっ!?あ、敦志!?」
「必要ないだろ?どうせ脱ぐんだし……」
耳元でボソッと呟けば、
カリッと耳を甘噛みされた。
「んん…っ!」
どうせ脱ぐって……
敦志の考えが分かった瞬間、
一気に頬が赤く染まった。
「おお、良い反応」
唇の端を上げ妖艶に笑った敦志は、触れるだけのキスをあたしに落とし、バスルームに向かって行った。
「つっ~///」
あ、ありえない…っ!
心臓が今にでも飛び出そうなくらいドキドキいってるよー(涙)