最初で最後~大好きな先生~



「…邪魔だった…?」


「そんなことないわよ。」


心配そうに聞く私に皆瀬先生は優しく微笑んで言った。




「あら?亜美ちゃん、今日はいつもと違うわね。」


「わかる!?メイク変えてみたの♪」


私は気づいてもらえたことが嬉しかった。


「とっても似合ってるわ。
中村先生、話はまた後日…」


「…わかりました。」


そのまま中村先生は出ていってしまった。



< 79 / 201 >

この作品をシェア

pagetop