水玉カチューシャ

「貴は
優しい人だった。

だから
ウチも強く優しく生きるんだ。」



綺麗ごとのように
並べられたウチの
貴への言葉。





でも、
本心だったよ。


何時も
明るく振る舞って

批判の声も
気にするなって
言ってくれた。





ウチは
そんな貴が
大好きだった。




「今も
ずっと……。
これからも
好きです。」






永遠に………。








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