恋のつぼみ
オレたちは目的の映画館まで歩いた。


その一歩一歩を、キミとの思い出にしながら、


そして映画館に入ると、人は意外と少なかった。


映画は高校生の恋愛を描いたモノだ。


オレは映画よりも、キミの顔を見ていた。


キミは堪えていた涙を雫にして流したね。


オレはより一層キミを守りたくなったよ。
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