恋のつぼみ
二人の唇が離れると、愛は手を振って家に入っていく。


オレも両手を振って、その日の別れをした。


そして帰ろうと自分の道を歩き始めたときだった...。


「おい、ちょっと来い。」


なぜか目の前にいるのは宮元。


...なんか怒ってるのかな??


「なに??帰りたいから早くしてね。」


そう言って、恐る恐る寄って行く。


すると、そいつの口からとんでもない言葉が発せられた。
< 36 / 48 >

この作品をシェア

pagetop