最後の願い



その女の子の
泣き方は
少し変わってた。



泣くと
左の耳たぶを触る・・・
と言うことだった。



その子の笑顔は
とても・・・



絵にできるほど
きれいで
かわいかった。



少しして
迷子センターに
女の子の
お母さんが来た。



「未来〜」



ごねんねッ!
っていいながら
抱き合ってた。




俺も・・・
あんな
『家族』
ってやつが
ほしかった。
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