最初で最後の手紙
花火
「明音ー!」
「ん?」
「まだ行くの?」
真夏の夜…
あたしは、初音を連れて奏との思い出の場所へ行く。
「まだ!まだ!!」
「えーー」
初音がくたびれてる。
あたしは、もぅ慣れたみたい。
楽々行けるよ。
「しょうがないなー」
あたしは、初音の後ろへ回り、初音を押す。
「おぉ!楽!楽!」
初音は、機嫌を取り戻した。
でも…
「重い…」
さすがにあたしは、限界近いよ……。
そう思った時…
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