最初で最後の手紙
再会
連れてかれるままのあたし。
気がつけば、町並みはすっかり変わっていた。
着いたのは、東京駅。
駅をおりると沢山の人。
東京は、やっぱり都会。
駅から歩いて10分くらい経っただろうか。
とある一軒の家の前でおばさんは、足をとめた。
「おばさん。ここは???」
「ここは、明音の実家」
と笑いながら言うおばさん。
「それと、明音!私のことおばさんって呼ぶのやめなさい。」
説教みたいに言われた。
初めて女性の人に怒られた。
「じゃ、何て呼んだら…???」
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