最初で最後の手紙
二人



〜次の日の朝〜


ガチャ


あたしは、リビングのドアを開けた。


「あら、おはよ明音。あれ?制服似合うじゃない」


お母さんがそう言いながら、ご飯を用意してくれた。


「ねぇ、、、明音は、何部入るんだ?」

「初音は、バドミントンだけど、明音も入るならラケット買わなきゃね」

「お母さん!!あたしにも買って!!」

「あんたは、あるでしょう??」

「買い替えなきゃ、ボロイんだって!!」

「だから、あんたは…」

「もう、いい」


初音は、怒って家を出る。






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