最初で最後の手紙


あたしは、歩く。



「学校行く気なくなっちゃった。」


あたしは、独り言を呟く。

気がつけば昨日の公園行ってた。




朝の公園は、
誰もいない。



通勤通学の人が行き交う。




あたしは、
ベンチに腰掛けた。




「はぁ」

「何こんな所でため息ついてんの???」



ため息ついちゃうよ…




って… えっ!?


あたしは、声のした方を向く。







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