最初で最後の手紙



そこには、奏がいた。


「奏っ!!」

「何?」

「何でここに?」

「お前こそ」


奏と居ると
学校行け
と言うだろう。

そう思い、あたしは


「あたし、学校行くね。」

と嘘ついて走った。


「あっ!ちょ!!お前」


奏がついてくる。


「キャッ」


ドサッ


あたしは、石につまづいて派手に転んでしまった。


「明音!!」


奏があたしを起こす。


「大丈夫か??」

「痛い」

「そりゃーな」







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