最初で最後の手紙
あたしは、その言葉がなんか嬉しかった。
「おっ。あー!」
「取れたぁー」
「やったな」
「うん!嬉しい。」
廉くんは、人形一つでいくら使ったんだろー???
あたしのために取ってくれたことが嬉しかった。
「はいよ。」
「ありがとう!!」
「ね、外行かね???」
「え?いいよ」
廉くんの言葉にあたし達は、二人で外に行った。
外は、もう暗い。
廉くんの後について行く。
ずいぶんと人気のいない所へ来たなぁ。
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