最初で最後の手紙
後ろを振り向くと奏が廉くんを殴っていた。
「奏!!やめて!」
「うっせーんだよ」
あたしが奏に近付くと追い払われた。
ドサッ
その勢いで尻餅ついた。
「いったぁい」
「明音!!大丈夫?」
初音が近寄って心配してくれる。
「うん。大丈夫。。。」
あたしは、笑顔で答えた。
奏は、廉くんを殴り続けてる。
「奏!やめてっ!!」
あたしの声は、届かず…
奏は、殴るのを止めない。
あたしは、そんな奏と廉くんの間に入った。
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