真面目すぎる君へ

「ありがと」

と言って、かわいらしいイラストが描かれた袋の中から白い飴を出し、口に入れた
ミルク味

甘い甘い
優しいような、わからないけどそんな味

それが、口の中で広がった


それを見ていたアミは笑って、またパソコンの方に向いた



そしてまた空を見る
少し雲が出てきた

少し飴を噛んだら、破片が舌に刺さって少し血が出た


甘いのに、少しの血が混じって
変な感覚になった
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