大好きなあなたへ。【短編】

「りん。」

……大谷サンがいる

「…大谷サン?何してるんですか?」

大谷サンは優しく笑ってる

大「プロポーズしようと思ってさ。」

り「……はは。冗談キツイですよ。」

アタシは愛想笑い

大「俺は冗談でそんな事いわねーよ?」

……大谷サン?

(なんか…違う…)

大「……ちょっといい?」

り「ぅん……」

アタシと大谷サンは公園に行く

(……出会っていきなりプロポーズ……?ありえない…。)

大「りん、ずっと会いたかった。」

り「え?」

大「覚えてない?雅兄ぃ。」

……………

り「……雅兄ぃ……?」

時間が止まったみたい。

大「思い出した?」

り「………雅兄ぃ…」

……思い出した……。

り「雅兄ぃ!?」

大「ぅん。」

雅兄ぃは昔、よく
遊んでくれた
お兄ちゃんみたいな人。

そして
初恋の人。

< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop