大好きなあなたへ。【短編】
「りん。」
……大谷サンがいる
「…大谷サン?何してるんですか?」
大谷サンは優しく笑ってる
大「プロポーズしようと思ってさ。」
り「……はは。冗談キツイですよ。」
アタシは愛想笑い
大「俺は冗談でそんな事いわねーよ?」
……大谷サン?
(なんか…違う…)
大「……ちょっといい?」
り「ぅん……」
アタシと大谷サンは公園に行く
(……出会っていきなりプロポーズ……?ありえない…。)
大「りん、ずっと会いたかった。」
り「え?」
大「覚えてない?雅兄ぃ。」
……………
り「……雅兄ぃ……?」
時間が止まったみたい。
大「思い出した?」
り「………雅兄ぃ…」
……思い出した……。
り「雅兄ぃ!?」
大「ぅん。」
雅兄ぃは昔、よく
遊んでくれた
お兄ちゃんみたいな人。
そして
初恋の人。