青春の蒼いカケラ

枠連で隣同士がA、二つ飛びがB,三つ飛びがC,四つとびとぞろ目がDこれを連鎖
せると七十%か~ぁ、ウ~んなかなかいいぞ。これに3連単のフォメイションで四番五番六番七番八番人気から、一番二番三番人気
ら総流しだと。十八頭立てで、二百四十通り、十七頭立てで、二百二十五通り、十六頭立てで二百十、通り・・・・・・・・・明け方まで考えていた。

朝、のりちゃんが起きだした。
「ここなおちゃんの部屋」
「そうだよ」
「私よぱらちゃったみたいね」
「そうだよ」
「ごめんなさい」
「たいしたことないよ」
「お水くれる」
「はいよ」
「なにかつくろうか」
「材料がないんだ」
「タバコ吸ってもいい」
のりちゃんはバッグからタバコケースを取り出した。なおとも吸った二人でモクモクさせながら大笑いした。のりちゃんは用事が有ると帰ってしまった。まだ朝の7時だ。朝シャンして出勤した。昨日は精神睡眠薬飲み忘れて、頭がクラクラだ。会社には、九時五分前に着いた。ひろこと鉢合わせになってしまった。
「井上さん合鍵もってませんよね」
「もらってないよ」
「スミマセン、鍵わすれてきちゃった」
「そりゃないよ」
「取ってきます」
ひろこは走ってエレベーターにのりこんだ。
「そりゃないよ」
くたくたに疲れているところへダブルパンチだ。近くにスカイラークガストが有るので。そこでコーヒーを飲む事にした。ひろこにメール打った・・・
「ついたら連絡よこせ」
タバコを吸いながらコーヒーを飲む、なんて幸せだ。仕事も慣れてきた。図面の書き方もわかってきた。著路仕事だな、なんて思ってた。どうやら、ここで寝ちまったらしい。目覚めたら十二時回ってた。急いで、会社に連絡した。ひろこがでた。
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