リストカットアリス
自分の部屋でこもっていた。

宿題を終え、明日の準備もok。

部屋をちょっと整理して、ベッドに寝転んだ。

時刻は7時を回っていた。

携帯で友達とメールをしていた。

しばらくして一階から新藤の声がした。

「愛ちゃ~ん。ご飯できたよ~。」

今日は私の誕生日だなんて、どうせ知らないだろう。

だからいつも通のご飯に違いない。

そう思うとため息が出た。

どこか期待する自分が居た。

そして一階へと降りた。


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