涙の真実




「ね」



学校へ行く途中



目の前を友達と歩いていた彼女を見つけた



「何ですか?」



「今度の日曜日、空いてる?」



「空いてますけど…」



彼女はホワイトデーだと分かっていないみたいだ



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