涙の真実




「はいっ、おはようございます!」




挨拶を交わした後も彼女は俺の顔をジーっと見てきていた



「何ですか?」


さすがに彼女の視線にたえきれず俺は尋ねた



「いや…あの。敬語やめてくれませんか?」



「そっちも、敬語やめてくれませんか?」




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