涙の真実



「…。」


これ以上いると怪しまれる


「ヤベっ…。時間に間に合わね!じゃ、悪いけどこれで。」



話をそらし俺は彼女に背を向け走った






時間に間に合わない…わけじゃないけど用事があったから、そのまま走った




「お兄ちゃん!」


「おぉ。雪ちゃん、久しぶりだなぁ。先生いる?」




俺が来たのは幼稚園だ



ここの先生とは
昔からの知り合いだ






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