涙の真実



「気になったら、試着してみて下さいね」



店員が話しかけてきた



「はい。ありがとうございます」



「…彼氏さんですか?」



「え?」



店員が俺を指差す



「…いや、あの」



「かっこいい彼氏さんですね。羨ましいです。」



「ありがとうございます。私の自慢なんです。」




俺…


彼氏なの?




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