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すると中から一人の女が出てきた。

「お待たせ~」

あれ?さっきは出て来なかったのに…
シカトされた…

私はますます怒りが込み上げてきた。

そして私と秋子の方をじぃっと見て、

「あいつなら昨日から帰ってねーよ。」

とぶっきらぼうに言った。

「あの、私達未来の部屋をちょっと見たいのですが…」

と秋子が言った。

すると女は

「勝手に見ろ。別あいつ興味ねーし。でもアタシんとこから何か盗んだりしたら殺すかんな。」

と言い、コツコツ、とヒールの音をたて男とどこかへ行ってしまった。


…………何アイツ。
私はそう思った。
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