君はガラス
「ちょッ、ちょっと!!待ってよ隆樹くん!!」





彼は立ち止まってこちらを向いた。





軽く微笑んで再び歩き出した。





「えッ!?ちょっと!!どこ行くの!?」





「ヒミツ!!」





彼はあたしの手を引いて、ひたすら歩き続ける。
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