君はガラス
隆樹くんがいきなり話しかけてきたから、心臓が飛び出そうな程驚いた。





そしてそれが図星だったので、さらに驚いた。





「そっ、そんなんじゃないけど///」





「ははッ、いいよ別に。そっちの方が俺もあったかいし。」





顔は見えないけど、声から、笑っているのが分かった。





あたしは再び隆樹くんに抱きつく。
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