【片想いの体温】
~夏恋の話~2
昨日の夜はママに八つ当たりしてしまった。
閉店して片づけしているママの脇で、
片付けを手伝うこともせず文句を言っていた。
「店が忙しくて先生と食事できなかったし、
・・・何で先生がルミちゃん送ってくのよ!」
「9時に帰って来てお店手伝うのは約束してたでしょ。
先生がルミちゃん送ってくれるなんて安心じゃない。
―― どうして? 柏田君が送ったんならともかく。」
“そうだ。 ルミちゃん、柏田君の事先生に言っちゃうし。
先生はルミちゃんの口つけたお水飲んじゃうし。
そんなの、間接キスじゃない・・・!“
興奮のライブから一変、面白くない夜になった。
閉店して片づけしているママの脇で、
片付けを手伝うこともせず文句を言っていた。
「店が忙しくて先生と食事できなかったし、
・・・何で先生がルミちゃん送ってくのよ!」
「9時に帰って来てお店手伝うのは約束してたでしょ。
先生がルミちゃん送ってくれるなんて安心じゃない。
―― どうして? 柏田君が送ったんならともかく。」
“そうだ。 ルミちゃん、柏田君の事先生に言っちゃうし。
先生はルミちゃんの口つけたお水飲んじゃうし。
そんなの、間接キスじゃない・・・!“
興奮のライブから一変、面白くない夜になった。