【片想いの体温】
高1 ―春から初夏へ―
~夏恋の話~1
高校に入学して、ルミちゃんと同じクラスになった。
席も私の後ろ、そして一番後ろがルミちゃんだった。
5月の中間テストが返された時、私は40点以上の教科が無かった。
各教科の先生より、クラスの平均点が発表されたが
1教科を除いて全部70点以上だった。
“どうしよう・・・。”
このA高は割りと設立の新しい高校で、
共学で、先生の年齢が若い。
そのせいか過ぎた厳しい校則も無く、
女子の制服も可愛かった。
ただ、レベルの高いことでも知られている県立高校だった。
私は滑り止めの私立女子高が受かったのと同時に、
第一希望の高校をA高に変更した。
中学の担任の先生からの
「ギリギリだ。受かっても厳しいぞ。
当初のB高にした方が良い。」
との反対を押し切り、合格した。
合格直後も担任の先生から心配された。
両親は単純で、この名前の知れたA高の合格を
心から喜んでくれた。
私は友達に自慢だった・・。
席も私の後ろ、そして一番後ろがルミちゃんだった。
5月の中間テストが返された時、私は40点以上の教科が無かった。
各教科の先生より、クラスの平均点が発表されたが
1教科を除いて全部70点以上だった。
“どうしよう・・・。”
このA高は割りと設立の新しい高校で、
共学で、先生の年齢が若い。
そのせいか過ぎた厳しい校則も無く、
女子の制服も可愛かった。
ただ、レベルの高いことでも知られている県立高校だった。
私は滑り止めの私立女子高が受かったのと同時に、
第一希望の高校をA高に変更した。
中学の担任の先生からの
「ギリギリだ。受かっても厳しいぞ。
当初のB高にした方が良い。」
との反対を押し切り、合格した。
合格直後も担任の先生から心配された。
両親は単純で、この名前の知れたA高の合格を
心から喜んでくれた。
私は友達に自慢だった・・。